中の人 20140510 東京グローブ座

加藤シゲアキ主演舞台 『中の人』観劇しました。
東京公演は千秋楽も迎えてあとは大阪2公演かな?無事に幕があがり、下りますように。

以下、感想!大したこと書かないけど結末にも触れます。


●シゲアキ演じる主人公坂崎が、祭を撮影するスタッフとして故郷の島に帰ってくる。祭には『やだもん』というゆるキャラがくるはずが手違いにより着ぐるみが届かず、盛り上がる祭会場を納得させられる代替案を考えなければいけなくなる…ってストーリー。(ざっくり。)

●坂崎が本当に普通の青年で。自分を褒めてくれる可愛い後輩に気に入られたくて目をぐってしてかっこつけてみたり。高校時代映画を撮って、将来は映画監督になる!って上京したけど現実は厳しくて芽がでなかったり。パッとしない青年の代名詞みたいな。なのに、なぜかこのハプニングの解決策考案を一身に背負わされる。傍観者じゃなく、自分がこのハプニングの「中の人」になってみろ!というテーマなのでした。

●で、最終的にシゲアキがボディペインティングしてコンテンポラリーダンスを踊ることで祭は無事に終わる。自己の解放がコンテンポラリーダンスなのかな。芸術的。最後に小松彩夏ちゃん演じる後輩が「すごかったけど、正直中の人なんて見たくなかった」ってあっけらかんと言っていた。わたしも、アイドルがお届けしてくれるかっこいい姿がたとえ中の人じゃなくてもそれを楽しんでいたいなーとぼんやり思った。

●全体的にコメディなんだけど、大半のお客さんが笑っていたところでは全然笑えなかった。坂崎以外の登場人物が濃すぎたのかも…。あくまでもわたしはね!笑いのツボはひとそれぞれ。

●とにかく、シゲおつかれさまでした!こやますも観に行けたようでほっこり。よかったね!